今まで何度も通りながらも、ずっとスルーしていたスポット。いや珍スポだね。
看板代わりに鬼が立っているから嫌でも目に入ってくるけど、立ち寄ったことはなかった。
でも今回はとうとう寄ってみることにした。

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「伊豆極楽苑」

まずもってネーミングセンスがすごい。しかも外見から珍スポ感が漂っている。
というか珍スポ界ではかなり有名な場所らしく、テレビや雑誌でも紹介されている。

地獄極楽めぐりという文字がでかでかと書いてあるけど、一体何ができる場所なのか?
その答えは、これが一番わかりやすいかもな。
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人が死んでこの世とお別れしたあとどうなるのかって事を学ぶ場所。

中は撮影禁止になっているため、写真の紹介はできないので言葉で説明するしかない。


料金を払って入館すると、まずは畳の部屋に通される。
そして館長の奥さんがあの世の流れを5分程でサクッと説明してくれる。

上の画像を見ながらだと多少わかりやすくなると思うけど、
人間は死ぬと、49日の審査期間に入り裁判にかけられる。
生前の行いを審査され、閻魔大王が来世を決定する。

天上界・人間界・畜生界・阿修羅界・餓鬼界・地獄界、
この6つの世界に振り分けられることになるが、果たしてそれはどんな世界なのか?
これらの世界を実際に巡ってみることができる施設、それがこの伊豆極楽苑。

49日の審査期間の流れや各界がどういう世界なのか、さらには地獄の種類に
至るまでがここの館長の手作りのフィギュアやジオラマで再現されている。
すさまじい形相の鬼たちや、苦しんでいる人間の姿に至るまで事細かに
かなりのハイクオリティーでジオラマ化されている。

写真が撮れないことが本当に残念になってしまうほどの出来栄えで、
ところどころ音声での説明もされていて、それぞれの世界がかなり分かりやすい。

地獄を通り抜けると、その先には満面の笑みを浮かべた鬼が立っている。
その格好もなかなかの意味不明さで、女装をしている。それが満面の笑顔だからな。
しかも「あなたは今後、地獄に縁がありません」という何の根拠もない
お墨付きのセリフの札を手に持っている。
これはマジで写真に残しておきたかったな。

で、さらに先へ進むとそこには極楽浄土が待っている。
「温度はハワイと同じ。家賃、敷金、礼金ナシ」という最高にイカしたコメントの記載もある。

全部を巡って入口まで戻ってくると、館長に声を掛けられた。
こんな珍スポの経営をしている人だから、どんなに変わった人かと思いきやかなり良い人。
気さくに話しかけてくれ、優しい口調で色々と説明してくれる。
しかし、館長の話し方や口調の端々からこの館長が再現した世界が
本当に好きなんだな、というのが窺える。


後からになっちゃったけど、建物の外にも面白いものがいくかあるので紹介。

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建物の入口には赤鬼の小僧がいる。

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反対側には青鬼もいる。

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2009年の日付が書いてあるので、その時に作られたと思われる。
顔を出せば記念写真が撮れる。

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釜ゆでレストラン。これは2011年に作られたみたい。

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これは2015年で、今年の元旦に作られたみたい。
既存のものだけじゃなく、今でも新しいものを作り出しているという心意気が素晴らしい。

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なぜか象の鼻が骨折中。
やりたいことも分かるし、面白さもあるんだけど、象の鼻に骨ってあるんかい?


あと、ここの2階は秘宝展になっていて、18禁となっている。
入ってみたんだけど、正直想像していたほどの秘宝感は無い。
まぁ確かにそれ系の物は多いんだけど、大したことないものが多い。
このぐらいのクオリティーなら行かなくてもいいと思う。
地獄・極楽めぐりだけで十分楽しめるからね!

面白い施設なんだけど、写真が撮りたかった!
これで写真撮影オッケーなら最高だったんだけどな。
ただ回るのも面白いけど、館長の話をゆっくり聞いてみるのも面白いよ、ここは。





 ★「伊豆極楽苑」の情報★
アクセス : 修善寺駅から車で20分
住所 : 静岡県伊豆市下船原370-1
電話番号 : 0558-87-0253
入館料 : 800円
営業時間 : 10:00~16:00
定休日 : 木曜日