ダチョウ王国を後にして、第2の目的地へ到着。

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「ガマ洞窟」

ここは主催者の松澤さんが大絶賛のスポット。
これぞ珍スポ、というかB級スポットの集大成のような場所で、普通の人は絶対に興味がない場所。

この場所に来る9割方の人は筑波山を登るためのロープウェーが目的。
しかし、そんなロープウェーの駅に併設されるような形で奇想天外な施設が存在する。

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まずもって目に飛び込んでくるのはコイツ。
巨大ガマ蛙のオブジェだけど、とりあえずお賽銭ができるっぽし、鳥居があるので祀っているのかな?

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握りこぶしの石ころ。

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「自然とあそぼう」と書いてあるので、何かと思って覗いてみたら鴨が数匹いるのみ。
「自然」が聞いてあきれるほどのナンセンスっぷり。
遊ばせるつもりなんかさらさらないこの状態の何が「自然」なんだろうか?
しかも「綺麗にしましょう」って、この状態で何をどうしろと?


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アトラクション的なものも置いてあるけど、ほぼ全てがこの状態。
もはや廃墟と言っていいほどのレベルの廃れっぷり。
基本的にボロボロで動かない。それだけならまだしも・・・。

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頭が落ちていても片づける気がさらさらない。
これじゃあ子供は恐がるんじゃないか?


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無料でスペースシャトルに乗れるらしい。

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それがこの状態。いやー、なかなかのもんだね、これ。


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ロープにぶら下がって端から端までいく遊具。こんな状態じゃとても遊べない。

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瞳孔の開き切ったキリン。これは見方によってはかなり怖いぞ。
ここにも「綺麗にしましょう」とあるけど、説得力がない。


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「日本で、はじめて空をとびました。今屋上でちょっと一休みです。会って下さい。」
この表示が最初は意味不明だった。何のことを言っているのかがさっぱり分からない。
屋上という言葉が協調されているのでその先へ視線を移すと・・・。

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こいつのことか!こいつしかいないはずだ!
ガマ洞窟だけに、蛙はわかるけど、その背中に馬?なんで馬なん?
ここに置いてあるものはどうやら理解しようとしてはいけないらしい。
ただそこにある存在を受け入れなければ頭の中は疑問符だらけになってしまう。

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そして、この蛙を見るために置いてあるかのような望遠鏡が。
真偽のほどは定かではないが、先の表示の口ぶりからすると間違いなさそう。

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こんなアングルにすると分かりやすいかもな。


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ミステリーゾーンという気になる表記にも関わらず、特に何にもない。
登ってみても、ただの給水タンクであることが分かるだけだという。
この表記が一番のミステリーだ・・・。


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お次はジャンボスベリ台。
こんな大々的に謳っているから、さぞかしすごいものだろうと期待するも・・・。

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この有様。相変わらずのボロボロさ。
というかこの状態では絶対に滑らないぞ。むしろズボンがズタズタになりそう。

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下の方はこんな感じになっている。


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ここまででも十分にすごい世界観なんだけど、ようやくガマ洞窟へ入洞。

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この注意書きが怖すぎる。
今まで何度も入場料を返せって言われたことがあるんだろうな。
じゃないとわざわざこんな表示はしないよな。

洞窟内はかなり暗くて先が全然見えない。
とりあえず奥には何かがいるらしく、行ってみることにしたけど、ところどころにトラップが。
音が鳴ったり、何かが落ちてきたりと結構ビビる。

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で、奥に辿り着くと巨大なイノシシが!
・・・って、え?
ガマ洞窟なのに、ガマじゃねぇのかよ!どこまで意味不明なんだ、ここは。

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つい見逃すところだったけど、壁に死という文字が。こんなん不吉すぎるだろ。

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これはかなりのホラー要素満載。

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これも怖すぎだろ。お化け屋敷じゃないのに、お化け屋敷並みに怖いぞ、ここは。
ガマ洞窟という名前のわりにガマの要素がゼロだよな。
マジでコンセプトが意味不明すぎて、異次元すぎる。


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遠目からの全景はこんな感じ。マジでとんでもない珍スポだったわ、ここは。
東京別視点ガイドが好きなら一度は行ってみるべきスポットだね。





 ★「ガマ洞窟」の情報★
アクセス : 石岡駅から車で35分
住所 :  茨城県つくば市筑波1
電話番号 : 0298-66-0658
利用時間 : 9:00~17:00
定休日 : 2月、9月、12月の木曜日
入場料 : 500円