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 「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」
監督:山下宏幸
声優:三瓶由布子、菊池こころ、竹内順子、杉山紀彰、木島隆一
原作:岸本斉史

『七代目火影・うずまきナルトが統治する木ノ葉隠れの里。
新たな忍の育成を目的とした「中忍選抜試験」が開催されることになり、
うずまきナルトの息子・ボルトら下忍は修行に没頭していた。
忙しくてなかなか一緒にいることができない父ナルトに反発するボルトは、
ナルトのライバルで親友でもあるうちはサスケに弟子入りを志願。
そして中忍選抜試験の日。ナルトを亡き者にすべくモモシキとキンシキが現れ、
ナルトは彼らが放った術によって行方がわからなくなってしまう。』


今回の映画で遂に本当の最後になるのかな?
個人的には、まだまだ続いていってほしいと思う作品なんだけどな。
本作は原作者である岸本斉史がガッツリと参加しているので期待値は高かった。
そしてそのまま期待は裏切られずに、めっちゃ面白い内容に仕上がっていた!

ナルト達の子供世代が中忍試験を受けるぐらいだから、忍界大戦から結構な時間が
経過している。おそらく漫画の連載が始まった時のナルトと同じくらいの年齢。
それぞれの親の特徴を確実に受け継いでいるのが面白い。

主人公のボルトは忍者の素質が高いけど、努力をするタイプではない。
でもナルトの子供の頃と比べるとかなり恵まれている境遇。
まぁその辺がストーリーのキモとなっている部分なんだけど。

そんなボルトが仲間と協力したり、努力とは何かに気付かされる姿がたまらなく良いんだよね。
ボルトはサスケに憧れていて、サラダはナルトに憧れているという構図も面白いし。

個人的に一番好きなのはナルトとサスケが共闘する場面。
息がピッタリで、コンビ感たっぷりで戦う様が本当に最高!
ずっと争い合っていた二人だけに、同じ木ノ葉の忍びとして仲間でいることが嬉しいよね。
忍術も規模がでかいため、アクションシーンもかなり楽しめる。

新時代開幕プロジェクトと銘打って展開しているだけに、続きがあってほしいけど、
つまらないものになってしまうくらいなら、多少間を置いて、岸本先生にはゆっくり休んでほしいな。