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 「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」
監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・ヘイズワース、スカーレット・ヨハンソン

『アイアンマンとして何度も人類の危機を救い、だからこそアベンジャーズの限界を誰よりも
強く知るトニー・スタークは、自分たちの手に負えない敵の襲来に備え、禁断の平和維持システム
である人工知能「ウルトロン」を起動させる。しかし、ウルトロンは「究極の平和」を実現するため、
平和を脅かす唯一の存在である人類の抹消を選択する。
再び訪れた人類滅亡の危機に、アベンジャーズは人知を超えたウルトロンを相手に戦うことになる。』


初めてアベンジャーズの続編が公開すると知った時は、前作のラストからの前フリで、
絶対にインフィニティ・ガントレットのサノスが登場すると思っていた。

が、その期待は裏切られ全然違う内容だった。

物語自体は他にも聞いたことあるようなストーリーで、人工知能の反乱という点では
ターミネーターやマトリックスと酷似している。

アイアンマンが前面に出るのかと思っていたけど、俺の中でのMVPはホークアイだね。
次いでブラック・ウィドウ。前作であまり目立たなかったふたりが今回は活躍する。
出番も多いし、人物像もわりと描いてくれている。

反則的に強いソーとアイアンマンが目立つから、戦闘面では陰に埋もれがちだけど
俺は今回の映画を機にふたりが好きになったよ。

残念なのは今回の敵ウルトロン。
厄介な相手であることは間違いないんだけど、純粋なる強さはそんなにない。
ヒーロー映画のボスキャラとしては正直今ひとつかな。

しかし、今後こそ本当に、次回作にはサノスが登場するっぽい!
俺もあんまり詳しくはないけど、どうやらアメコミの原作漫画ではマーヴェル史上でも
最強の敵という位置付けなのがこのサノスらしい。

本作は次回作で彼を登場させるための大きな伏線的な意味をもっている映画かと。
次回作でサノスには暴れまくってもらうことを期待するよ。