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「東京喰種 [昔日]」
原作:石田スイ
小説:十和田シン

『"20区鉄骨落下事件"より以前。
群衆に紛れ、人を狩る"喰種"の存在は、東京の街でたびたび確認されていた。
決して交わることのない2つの種族は、互いの息づかいに、耳を立てていた。
それぞれに、葛藤と正義を内包して。』


東京喰種の小説版第3弾。
今回はそれぞれの過去の話がテーマとなっている。

[異族]:霧嶋董香と霧嶋絢都の話
[孤読]:金木研と永近英良の話
[惹者]:万丈数壱が主人公の話
[徒口]:真戸暁が主人公の話
[似色]:西野貴未が主人公の話
[魔猿]:小間円児が主人公の話


今回は面白い話が多い。

金木の過去が結構重くてビックリした。
漫画の連載開始が大学生からだったからあんまり意識して考えたことないけど、
まさかあんな過去があるとは思わなかったな。
てか、伯母さんが相当なクソヤローだね。読んでて腹が立ってくる。

真戸暁の過去で、父である呉緒とのやり取りがあるのがなんだか新鮮に感じる。
漫画では暁が登場時には死んでしまっていたからね。

西野貴未の過去の話もかなり重いんだけど、この過去があったからこそ
漫画で描かれていた西尾錦との関係が納得できる。

そして、漫画ではあんまりスポットの当たっていない小間さんだけど、彼の話もなかなか面白い。
魔猿としての彼の凄さも分かるんだけど、人間の知り合いができて、
徐々に変わっていく彼の考え方や姿勢が面白くて俺は好き。