20141231_91e740
 「ドラゴンボールZ 復活の「F」」
監督:山室直儀
声優:野沢雅子、中尾隆聖、堀川りょう、田中真弓、鶴ひろみ
原作:鳥山明

『破壊神ビルスとの戦闘が終わり、地球には平和が訪れた。
ところが、ドラゴンボールを求めて地球に近づいてきたフリーザ軍の残党ソルベとタゴマが
フリーザを復活させてしまう。孫悟空たちサイヤ人へのリベンジを果たすべく、
フリーザは地球に新フリーザ軍を送り込み、孫悟飯やピッコロ、クリリンが立ち向かう。
そして、悟空とベジータは進化を遂げたフリーザと対峙する。』


ドラゴンボールファンが待ち焦がれたフリーザ様が復活を果たす。
その存在感は本当に大きくて、フリーザ視点がかなり多くて良かった。

フリーザ様は生まれながらの天才なので、今まで一度も修行をしたことがない。
する必要もなく、悟空が現れるまでは無敵の存在だった。
そして悟空に復讐をするために出した結論が、修行をして潜在能力を引き出すというもの。
それが、前情報で早めに出てしまったフリーザの更なる進化系「ゴールデンフリーザ」。

この設定がなかなか筋が通ってて面白い。
勝つために手段を選ばないあたりも、さすがのフリーザ様だしな。

そして前作の映画を踏襲して悟空はスーパーサイヤ人ゴッドの力を
使いこなしていて、青い髪のスーパーサイヤ人へと変貌する。
しかも、ベジータまでもがスーパーサイヤ人ゴッドになれる。

ここで矛盾が生じてしまう。
本作はZとGTの間の出来事のはずなのに、GTではスーパーサイヤ人ゴッドなど出てこない。
まぁ、そうゆう矛盾点は挙げたらキリがなくなるだろうからな。

ちなみに今回のベジータの戦闘服がモデルチェンジをしていて、かなりカッコイイ!

全体的な流れは、これぞドラゴンボールというバトル主体の王道な展開。
前作の映画はかなりコメディ要素満載のただのお祭り騒ぎ。

ラストで、時間を巻き戻すという荒業はちょっとどうかと思うけど、
前作に比べれば今回はかなり面白かったよ!