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「東京喰種 [空白]」
原作:石田スイ
小説:十和田シン

『"アオギリの樹"による「喰種収容所」襲撃。未曾有の事態に、23区を厳重警備する
[CCG]だが、警戒が手薄になった8区では、"喰種"による不穏な事件が起きていた。
人間と"喰種"の間に生じる、避けられない摩擦の連鎖。そして、20区を離れたカネキの影は・・・。』


今回も短編集となっていて、5話収録されている。

[陽炎]:亜門鋼太朗が主人公の話
[刺繍]:アサという"喰種"が主人公の話
[撮影]:月山習と堀ちえの話
[傷名]:笛口雛実が主人公の話
[美郷]:五里美郷という喰種捜査官が主人公の話

最初の[陽炎]という話で描かれる事件を基軸に、その事件の関係者たちが上手く描かれている。
前作の小説もそうだったけど、それぞれの話に繋がりがあるのが読んでいて面白い。

月山と堀ちえの話も面白いけど、やっぱり亜門鋼太朗の話が一番だな。
もともと亜門が好きだし、カッコイイね。

ヒナミの話はちょっと切なくなる。

そして今回の肝が最後の[美郷]という話。
かなり短いんだけど、ギャグ要素満載でなんじゃこりゃって感じ。
これはこれで面白いんだけど、亜門までちょっと笑える感じになってしまっている。
硬派な亜門とは思えないけど、真面目さはやっぱり亜門だ。