だいぶ前にやったゲームなんだけど、俺の中でPS3の中で1、2を争うゲーム。
最高の一言に尽きる。

以前やった時にはプラチナトロフィーの取得を断念してしまって、
数年越しに最近やり始めてようやくプラチナトロフィーを取ることができた。


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 「ニーア・レプリカント」
発売元:SQUARE ENIX
発売日:2010年4月22日

『東京と言われる世界、誰一人いない廃墟に2人の兄妹がいた。妹が病気で動けない中、兄は次々と来る異様な怪物から妹を守る。しかし、苦労の末原因不明の病気により妹は力尽きてしまい、兄は絶望する。
それから、1412年の時が流れる。
奇病の蔓延やマモノの脅威に脅かされる滅び行く世界。小さな村に身寄りの無い兄妹がいた。日銭を稼ぎ、なんとかその日を過ごしていく厳しい生活ながらも、気にかけてくれる村人の助けもあってつつましく暮らしていた。
しかし、もともと病弱だった妹のヨナが「黒文病」にかかった日からお互いを思いやる兄妹には辛すぎる日々が訪れる。発症すれば例外なく死に至ると言われる病にかかりつつも、兄は妹に少しでも楽をさせようと仕事に励み、妹は自身を省みず頑張る兄を心配する。不治の病を治す術は見つからず、死を待つしかないと思われていた時にとある出来事で出会った人語を話す書物、「白の書」の存在が「黒文病」を治す方法の鍵かもしれない事を知る。兄ニーアは妹を救う為、白の書と共に失われた言葉を探す旅に出る。』


サウンド、ストーリー、世界観。それらが醸し出すこの世界の雰囲気が本当に良い!
どう表現すればいいのか分からないけど、終始漂う絶望感とその効果を高めるサウンド。
救われない世界。救われない物語。

人間の感情がリアルに描かれていて、音楽がそれに合っている。

一週目のプレイだけでは分からない部分も多く、2週目で違う視点から
物語を紐解いていくとより多くのことが分かるように作られている。
そんなシナリオも素晴らしい。

誰しもが、ただ大切な誰かと一緒にいたい、守りたい、それだけの事なのに、
それが許されず矛盾となってしまう悲しい世界の真実に、胸が締め付けられる思いだった。
プレイ中に何度も目頭が熱くなり、あの美しくも悲しいエンディングテーマが流れるともう限界で。
ゲームで泣いた数少ない作品のひとつ。

そして、このゲームをやり込み、全てのエンディングを見た時、
未だかつてないゲーム史を覆すとんでもないイベントが待っている。
それにもちゃんと意味がある。

悲壮感漂う暗い世界観についていける人には絶対にお勧めのゲーム。


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一番苦労したのが「職人魂」。
全部の武器を最大レベルまで上げるってものだけど、これの素材集めが本当に大変だった。

あとはDエンディングをみること。
この2つがネックとなっていて以前の時には取得を断念した。
今回ようやく達成することができて良かったよ。

最近はゲームばかりやっていたから、しばらくはゲームから離れるかな。
そろそろ嫁にぶん殴られそうだし・・・。