夕方から始まる神社のお祭りまでの時間潰しに、ちょうどタイミングがピッタリだったから観てきた。

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 「るろうに剣心 伝説の最期編」
監督:大友啓史
出演:佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、蒼井優、江口洋介、藤原竜也
原作:和月伸宏

『海を漂流し流れ着いたところを剣術の師匠である比古清十郎に助けられた緋村剣心。
その後剣心は、山中で居を構え陶器作りに励む師匠に対し、
飛天御剣流の奥義を教えてほしいと懇願する。
一方、甲鉄艦・煉獄に搭載した大砲で一つの村を襲撃した志々雄真実は、
政府に対して剣心を指名手配し、捕らえて処刑するように求める。 』


結論から言うと、近年観た作品の中でワースト1。

前半の比古清十郎とのやり取りは悪くなかったんだけど、
後半の煉獄に乗り込んでからがあまりにも酷い。

脚本がメチャクチャすぎる。

まず十本刀が弱すぎ。
前作でやり取りがあった宗次郎なのに、あっという間に倒される。
原作通りに、感情を失ったはずの宗次郎がイライラしだすんだけど、
劇中ではそのあたりの理由が何も描かれてないから
この展開が全くもって意味不明なものになってしまってる。
ここ、もっと時間かけないと伝わらないよ。
前作ではせっかく良い演技してたのに、使い方がもったいない。

そして明王の安慈。
原作ではシリアスで好きなキャラなのに、ギャグ路線として使われている。
左之助とのやり取りが全然面白くない。

雨水も一瞬でやられるという始末だし。
原作の斎藤一VS雨水は名勝負なのに。
他の十本刀も全然活躍の場面がないという酷い扱い。

そして最後の志々雄真実との戦いに関しては脚本の酷さが際立っている。
何の脈絡もなく四乃森蒼紫の登場がまず全く理解不能。
そして、剣心・斎藤一・蒼紫・左之助VS志々雄真実のガチな4対1の戦闘がおかしすぎるだろ。
悪役のやることじゃんって話。

飛天御剣流の奥義・天翔龍閃も何が凄いのか全く伝わってこない。
とにかく酷すぎて、文句のつけどころが多くて挙げきれない。

原作を汚した最悪な脚本としか言いようがない。

ただし、前半たっぷりと時間をかけた比古清十郎との修行の流れは悪くない。
そこだけは評価できる。

もう次回作は期待できないから作らなくていいです。